『水中はパラオ?だったのに・・・』

 昨日のソーダ色の海に期待しつつ館山への出発準備をしていると、メールの着信音が聞こえて来ました。
 発信者を見るとブーさんです???
 『今日は欠席です。』との連絡かと思いきや、『寝坊したので遅くなります。』だって・・・
 一応は社交辞令で『気を付けてお越し下さいませ。』と返信したものの、内心は『今日の風向きは難しいから、早くエントリしたいんだよなぁ〜っ!』・・・
 でも、私は大人なので許してあげちゃいます。
 だって、もうじきグランパだもぉ〜〜んっ!!
 さて、予想通り水中は『ガリガリくん』のソーダ味色で、新漁礁に群れる『ネンブツダイ』の姿はラメのカーテンのようです。
 そして『イワシ』の群れはスパンコールのよう・・・
 中層を遊泳しているだけで、気持良いぃぃ〜〜っ!!
 これがあるから真冬でもDiveっちゃうんですよねぇぇ〜〜っ!!
 でもって、予定のコースを廻ってイクジット・ポイントへ向かうと、警告音が水中に響き亘って来ました。
 それも、かなりしつこくカ〜ン!カ〜ン!カ〜ン!と・・・
 水面を見上げると結構波立っていますが、そうかと言って安全停止抜きでは浮上出来ませんので、所定時間を水中で過ごし水面へ向かうと、そこは西風でチョ〜荒れ荒れ状態でしたよ。
 そんなこんなで2nd Diveは中止せざるを得ず、お楽しみはまたの機会とあいなりましたが、本日の目的である『クマケロ』に加え、念願の『セナキルシスズメダイ』もじっくり観察出来たので、まずは良し良しと致しましょうかねっ!
 ではでは。 
イワシ】↓
 『これでもかっ!』と言うくらい、私の頭上を回遊していましたので、この群れを追う大物を期待したのですが、イワシに必死さが無かったので・・・
 ただのイワシの群れに終わりました。

【セナキルリスズメダイ】↓
 生息場所は判っていたのですが、近付こうものなら巣穴に引っ込んでしまい、待てど暮らせど姿を現してくれませんでした。
 ところが、今日は透視度も良かったので遠目から姿を確認出来たため、撮影準備をしながらゆっくり近付いてみました。
 水温の低下で活性も落ちて来たのでしょうか?・・・驚く程の露出度でしたよっ!
 海水魚図鑑には『日本では稀れ。』と記載されています。




【クマケロ】↓
 何か不皆さんには評なようですが、私的としては凄く衝撃的な出会いでした。
 斑点模様が多いので一見するとバッチく見えますが、良く見ると結構味わいがありますよ。



【アケウス】↓
 カールを手足にまとったような感じでした。

【イソギンチャクモエビ】↓
 結構うじゃっている所があります。

【コペポーダ】↓
 今年の干支であるウミウサギです。