『エア切れ・・・』
それは、土曜日の1stDiveでの出来事です。
前日の深酒によるムクミのためか、フードベストを着用すると胸部が圧迫されて、息苦しさを感じていました。
それに加えて、当日の海況はかなりの出し潮で、「ダンゴウオ」のいるポイントへ辿り着くまでに、息があがってしまったんですよ。
呼吸を整えようとして息を深く吸い込むものの、胸部の圧迫で肺が思うように拡張してくれません。
エントリーから20分程経過し、荒い息遣いの状態で残圧計を確認すると、針は100を切った辺りを指し示していました。
エアの消費量の多さを自覚しつつ、中層にポジション取りをしていましたが、サブちゃんは深い方へ深い方へと進んで行きます。
一先ず深場へ付いて行くのは止めて、予備の空気源であるブーさん、カッパさんの位置をチェックしつつ、内心「この空気源は当てにならないからなぁ〜」等と思案しながら待つも、サブちゃんはなかなか戻って来てくれません。
残圧が30になろうかとした頃、やっとサブちゃんとのサイン交換が出来たので、早々にイクジットポイントへと引き返しました。
安全停止に入ると、残圧計の針は15辺りを指しています。「わぁ〜やべぇ〜!」状態です。
何とか2分程安全停止をしましたが、エアの出は渋いを通り越して、思いっ切り吸い込まないと入って来なくなりました。
最早限界と感じたので、思いっ切りエアを吸い込んで、ゆっくりと水面を目指しましたが、途中もう一呼吸するのが精一杯でしたね。
無事?浮上後はラダーに足を掛けて体勢を整えるや否や、レギュレータを口から吐き出しフレッシュエアを目いっぱい吸い込みましたよ。
2ndDiveはフードベストを脱ぎましたので、エアの消費は普段どおりでしたが、今度は寒さとの戦いになってしまいました。
さて、大きな声では言えないのですが、4回目のエア切れです。
1度目はダイブ・マスター・コース中に、疲労ダイバー100m曳航タイムトライアル後にファンダイブのガイド役を行なっていた時です。
早くカリキュラムを終了したいとの思いから、無理をしてしまった結果です。
この際は森師匠のオクトパスを拝借しました。
2度目はピョットコさんのガイドでファンダイブを行なっていた時です。
この際はオノジさんのオクトパスを拝借しましたが、空気と一緒に海水もジュルジュルと入って来て閉口しました。
3度目はインストラクター・デベロップメント・コースで、緊急スイミングアセントの生徒役を行なっていた時です。
この時は本ちゃんで緊急スイミングアセントを行なうはめになりました。
いずれにしましても、決してあってはならないことですね。
エアの消費量は水中環境やメンタル部分の影響をかなり受けますが、私の場合は体調によって大きく左右されるようです?!
反省&懺悔です・・・
【Trifolium】↓
デンマークの国花、赤詰草(別名紫詰草)です。
我が家の近隣の土手に、たくさん咲いていました。