『O型女「しょう油注し」の巻・・・』

 我が家には、何故か調味料が2個ずつあります。
 種類や銘柄が違うならまだしも、まったく同じ物が2個ずつあるんですよ。
 練りからし、練りわさび、下ろしニン二ク、下ろし生姜、七味唐辛子、一味唐辛子ターメリック、黒胡椒、白胡椒、粉チーズ、あじ塩、マヨネーズ、ケチャップ等々、数え上げたら限がありません。
 中には3個、4個なんて物もあるんですよ。
 どうやら奥方さまは、お目当ての調味料が見当たらないとなると、ろくすっぽ探しもしないで、すぐ新しい物を引っ張り出して来ては使っているようです。
 買ってきた物の保存場所は、案外と判っているんですね。
 まぁ〜日頃から用の済んだ調味料は、きちんと調味料入れに戻してさえおけば、こんなことにはならないと思うのですが・・・
 さて、今回は「しょう油注し」についてです。
 こちらもご多分に漏れず、「しょう油注し」は2個使っています。
 2個とも満たされている場合は問題無いのですが、やがてどちらか一方が空になると・・・
 普通なら空になった「しょう油注し」へ、新たにしょう油を注ぎ足すのでしょうが、奥方さまはそんな面倒なことをせずに、残っている方の「しょう油注し」を使い続けます。
 やがてそちらの「しょう油注し」のしょう油を使い果たすと・・・
 何とその次は、しょう油のペットボトルから直接注いでいるんですよ。
 因みに、2個の醤油注しが有効に活用されているのは、私が醤油を注ぎ足して2個とも満たされている間だけです。
 また塩に至っては、小ビンに入った“あじ塩”2個と、保存用のビンに入れた“食卓塩”を同様に使いこなしていることも書き加えておきます。
 「お願いだからぁ〜、しょう油くらいちゃんと注ぎ足して使おぉ〜よっ!!」と、口に出せない思いを胸の中で呟たことは言うまでもありません。